＜笑い飯＞ M-1優勝も「現状維持」

＜笑い飯＞　「M-1完全読本2001－2010」の発売記念イベントに登場した「笑い飯」

　お笑いコンビ「笑い飯」が12日、昨年末で終了した漫才日本一を決める「M-1グランプリ」10年間の歴史を追った「M-1完全読本2001－2010」（ヨシモトブックス、1200円）の発売記念イベントに登場。

最後の王者となった2人だが、西田さんが「全然変わらず。吉本はグリーン車に乗せてくれない」とぼやけば、哲夫さんも「現状維持。でも優勝したから現状維持できてるのかも」と控えめなコメント。

最終決戦で激戦を繰り広げ、ブレーク中の「スリムクラブ」について、哲夫さんは「『S-1（バトル）』でも賞金入ったみたいで、実質あいつらがチャンピオンですね」と持ち上げていた。

　仕事が激増しているという「スリムクラブ」について、哲夫さんは「われわれの5倍忙しいみたいです」、西田さんも「ついに『スリムクラブ』に密着する仕事が来た」と告白。

放送日は未定だが関西テレビの「お笑いワイドショー マルコポロリ」（毎週日曜深夜0時59分）の企画で「スリムクラブ」に密着したといい、哲夫さんは「われわれがリポーターになってね。

楽しかったですよ」、西田さんも「やっぱり忙しそうでしたね。スリムクラブのおかげで仕事が来たのでありがたい」と笑わせていた。

　「M-1完全読本2001－2010」は、漫才日本一を決める「M－1グランプリ」10年間の歴史を、「笑い飯」をはじめとする歴代王者や審査員らの豊富なインタビューと、その舞台裏に密着し、10年間撮りためてきた貴重な写真で振り返る一冊。

哲夫さんは「これを読むと、いろいろ振り返ってしまいますね」としみじみ。西田さんも「うちらは9年も出てるだけあって、しょっちゅう出てきますね。でも大方は負けるところですけどね」と苦笑い。
「思ったより安いんで買ってください！」とPRしていた。

（毎日新聞デジタル）

M-1グランプリも10年間の歴史に幕！
寂しい気もする。M-1グランプリが幕を閉じたから
といってお笑いの世界も終わると事はない。
競いあることによって、芸は磨かれる。
切磋琢磨するから、お笑い界も成長していく。