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観音寺の農家

 人の顔が隠れるくらい巨大だったり、見た目がマツタケそっくりだったり――。そんな珍しいシイタケが、観音寺市大野原町田野々の農家、堀口晴男さん(52)の「堀口きのこ園」で生産されている。首都圏のレストランや料亭で人気を集め、今年4月から増産態勢に入っている。

 巨大シイタケを持つ堀口晴男さん。焼いて食べてもおいしい=観音寺市大野原町田野々で
見た目はまるでマツタケのようなシイタケ。焼いてもフライにしても汁物の中に入れても楽しめるという
 今月中旬、巨大シイタケを育てている小部屋を訪れると、肌がひんやりした。部屋の中は一定温度に保たれ、ブロックのような菌床がいくつも並ぶ。「だれにも、まねできないようなものを作りたかった」と堀口さんは話す。

 巨大シイタケは大きいものでかさの直径20センチ、肉厚3センチ、重さは580グラムにも達する。一方、外見がマツタケのように見えるのは、実はこの巨大シイタケの芽。太さの直径は3センチほど。巨大シイタケをつくるためには菌床から出た幾つもの芽を選んで減らす必要があり、かさが育つ前に切り取ったものだという。

 堀口さんが巨大シイタケ作りを始めたのは約10年前。安い中国産に押されており、差別化を図ろうとした。ただ、栽培に成功しても数量が少なすぎて市場に出すことができず、最初はなかなか売れなかった。

 すると、首都圏のレストランなどと関係を持つまんのう町佐文にある無農薬と有機栽培の産直、さぬき「こだわり市」代表の臼杵英樹さん(47)が「見たことのない大きさ。それにレストランでは肉や魚だけでなく、野菜が注目される時代が来るから売り込んでいきましょう」と応援。少量でも得意先を増やすことで販路が広がった。

 珍しさから、販売先の評価は上々で、4月からはそれまでの4倍にあたる月約1万個を生産。県内の大型店などにも並び始めた。堀口さんは「大きさからは想像できないような、しっかりとした味がある。見てびっくり食べてびっくりのシイタケです」と話している。

(2007年06月19日 asahi.com)

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