日常潤すサービスが人気

07年上期日経ＭＪヒット商品番付

　日本経済新聞社は2007年上期（1―6月）の日経ＭＪヒット商品番付をまとめた。両横綱は「都心ランドマーク」と「電子マネー」。大型ヒットは少なかったが、消費者の日常生活に新風を吹き込み、楽しさや便利さを実感できる商品・サービスが上位に入った。年金問題など将来不安を抱え、景気拡大でも懐に潤いを感じない消費者を映した番付となった。（詳細を20日付の日経ＭＪに掲載）

　この春、東京、大阪、名古屋に「都心ランドマーク」が相次ぎ誕生した。3月に東京・六本木に開業した「東京ミッドタウン」は5月末までの来場者が780万人。「都心の上質な日常」がコンセプトで、物販店のほか、24時間営業の食品スーパーも入る。4月開業の「新丸の内ビルディング」も深夜営業の飲食店をそろえ、周辺の勤務者の利用が多い。 

（NIKKEI NET）

［PR］

　　　携帯用ホームページ